2010年06月12日

工工四ライターの使い方

20100611_994_02.png沖縄三線の楽譜、工工四を簡単に書くExcel(エクセル)マクロ、「工工四ライター」を作りました。

【特徴】
工工四の浄書用のマクロです。
入力パネルのボタンを使って、工工四の入力が行えます。
歌詞を入力することもできます。
最終的な仕上げは、手作業で行います。
拍を挿入したり削除したりというような編集機能はありません。入力した工工四を演奏するような気の利いた機能もありません。
フォントは「HG正楷書体」に設定してあります。HG正楷書体がない場合には、代替フォントになります。

【インストール】
1.右側のダウンロード(994writer.zip)を右クリックして保存し、適当なフォルダに解凍する。工工四ライター.xlsと、打音、掛音等の図形ファイルが生成されます。これらは必ず同じフォルダ内に置いてください。
2.工工四ライター.xlsを「マクロを有効」にして開く。

【基本操作】
1.入力を開始するマスをクリックしてアクティブにする。
2.ツールバーに表示されるアイコン(テキスト表示)「工工四」をクリックし、入力パネルを起動する。(このアイコンは、ワークシートを閉じると消えます)
3.工工四や歌詞を入力する。
4.Excelファイルとして印刷したり、保存したりする。

【入力パネルの使い方】

(左上から)
勘所の漢字(合、乙、老、下老、四、上、中、尺、下尺、工、五、六、七、八、○)
 ボタンを押すと、カーソルのある位置に勘所が入力される(○は休符)。半拍の位置にカーソルがある場合、そのセルと次のセルを結合して勘所が文字として入力される。入力後は、カーソルは次の拍に移動する。ただし、半拍ボタンが押されている状態だと、半拍分だけ下に移動する。
 このうち、「下老」「下尺」は図形を貼り付けることで対応している。文字同様に、セル消去ポタンで消すことができる。

前奏の反復記号、唄の反復記号
 ボタンを押すと、カーソルのあるセルに、前奏の反復記号や唄の反復記号が入力される。記号は図形として、カーソルのあるセルに重ね書きされる。

打音・掛音
 ボタンを押すと、カーソルの位置に打音・掛音の記号をそれぞれ入力する。記号は図形としてカーソル位置に重ね書きされる。

テキストボックスと入力ボタン
 歌詞を入力するとき、テキストボックスに歌詞のひらがなを入力し、入力ボタンを押すと、カーソルがあるセルにテキストボックスの文字を記入する。

結合・解除
 カーソルが半拍の位置にあるとき、そのセルと下セルとを結合する。結合されたセルの場合、結合を解除する。

↑↓←→
 カーソルを矢印の方向に動かす。半拍ボタンが押された状態の場合、上下矢印は半拍分移動する。右下の小さな↓ボタンを押すと、常に半拍分下に移動する。

(移動コマンド)
前頁
 前のページの同じ位置にカーソルを移動する。

次行
 カーソルを次の列の行頭に移動する。頁の最後にカーソルがある場合は、次のページの冒頭に移動する。

次頁
 次のページの同じ位置にカーソルを移動する。

半拍(トグルボタン)
 押さない状態で↓ボタンを押すと、カーソルは一拍移動する。
 押された状態で↓ボタンを押すと、カーソルが半拍だけ移動する。早引きの曲を入力するときには便利。

小さい↓ボタン
 半拍ボタンの状態にかかわらず、半拍分下へ移動する。

(消去コマンド)
セル
 カーソルのある位置のセル内容をクリアする。掛音、打音の記号が書かれているときは、これも合わせてクリアする。

 カーソルのある列の内容をクリアする。掛音、打音の記号が書かれているときは、これも合わせてクリアする。

 カーソルのある頁の列内容をクリアする。掛音、打音の記号が書かれているときは、これも合わせてクリアする。
※列、頁の消去は、Sheet2に書いた空白の様式をコピーしています。

終了
 入力パネルの表示を終了し、Excelに戻る。


【Q&A】
Q Excelのバージョンは?
A Excel2000で開発しています。他のバージョンでの動作は確認していません。

Q 列音、吟意記号、歌い出し、歌い終わり記号は?
A 未対応です。

Q 歌詞全部はどう書いたらよいでしょう?
A 安波節の例のように、セルを結合して書き入れたり、どのみちふりがなを振っておかないと読めないので、Wordなどで作って貼り付けたらよいと思います。

【既知の問題点】
・2ページ目の入力時の処理がおかしい。力ずくで何とかなりますが。
・マクロ起動はツールバーに置いたほうがよさそう
・半拍入力したセルを消去しても、罫線は復元されない

【更新履歴】
2010.06.16 「下老」「下尺」の入力に対応。ただし文字ではなく、図形を貼り付けている。
2010.06.15 起動方法をワークシート上のボタンから、メニューバーのアイコンに変更。2010.06.15 入力パネルボタン配置の変更(「半拍」ボタンはよく使うので、勘所ボタンのそばに置くことにした)。

【謝辞】
工工四ライター作成にあたって、下記のサイトを参考にさせていただきました。感謝の意を表します。
工工四エディタ
・工工四テンプレート三線ひきたいぞう3
・工工四テンプレート(マレビト音楽室

素人が作ったつたないマクロで、VBAに詳しい方に見られると恥ずかしい程度のものです。三線をお弾きになる方、試しに使ってみてください。そしてご意見等いただければ幸いです。
本マクロの著作権はPaconta Factoryにあります。またマクロの使用に関してPaconta Factoryはいかなる責任も負いません。
posted by Paconta at 20:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 沖縄三線 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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